『一鬼夜行 鬼の福招き』という時代小説

小松エメル著の『一鬼夜行 鬼の福招き』。

累計25万部突破の明治人情妖怪譚シリーズの第二部が始まりました。

可愛い小鬼の小春と閻魔顔の商人の喜蔵。

小春は大妖怪としての力を失って喜蔵の家にいるのです。

壮絶な死闘を繰り広げた後の話なのです。

読む前から、どういう展開になるのかワクワクドキドキしていました。

序章でウルッときてしまいました。

猫のさくらの話なのですが、これがまた切ないのです。

猫好きの私にとっては愛猫のことが頭に浮かびリンクしてしまいます。

この猫のさくらの話がのちのちの話に繋がります。

喜蔵は人間なのに本当に鬼のような顔立ちなのです。近隣住民は噂するくらい鬼みたいなのです。

妖怪の小春よりも妖怪みたいなのです。

喜蔵は、力を失った小春に対して優しくするのですが小春はゴロゴロするばかりなのです。

ある時、喜蔵に言われて蔵の掃除をしたところ蔵のものを古道具屋の店に並べてしまいます。その中には見覚えのない鬼の置物が存在しました。

蔵のものはそのまま掃除するように言いつけたのに、小春は言うことを聞きませんでした。

優しく接しようとした喜蔵はたまらず怒ってしまいます。

そんな中、喜蔵の怒りが効いたのか小春は妖怪相談処を始めるのです。

なぜか、妖怪が押し寄せてくるくらい忙しくなります。

それがまさかあの鬼の置物の存在に繋がるとは思いもよりません。

序章で語られた猫の話に繋がります。

これは笑えて切なく涙する心温まる物語です。

私個人的な感想ですが、ほっこりしたい方は手に取ってみてはいかがでしょう。

 

以前、古本買取のサイトを紹介しましたが、また違ったサイトがありましたのでお知らせします。

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